-壁とは地球の断面である-
 
洞窟の壁が壁のルーツ、それは大地のふところ。
建築はいわば疑似洞窟であり、現代の壁に大地のぬくもりを感じさせたい。

大地の断面であればこそ、
限りない奥行きとはるかな歴史の積層をイメージし、
壁に大地のロマンを求める。

陶は土の錬金術、すなわち大地が素材であり、
その意味であくまで「陶壁」にこだわり続けたい。
  
 
 
 
 
 
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